子供が風邪の時に食べやすいごはんレシピまとめ
子供が病気のときに食べやすい栄養効果のある食事レシピを集めました。
熱、咳、喉の痛みなどの風邪の症状があると、体力も食欲も低下して
しまうことは、大人にもあることです。
とくに小さい子供に取っては大人以上に辛いものです。
病気中は消化器官も弱ってしまうもの。
温かくて栄養価が高く、消化に良いものを食べさせると良いです。
<気を付けたい食べ物>
冷たいアイスなどは熱のあるときなど少量なら構いませんが、
食べ過ぎてお腹を冷やしてしまうと、消化器官の働きを、さらに弱める事に
なってしまいますので、控えめにしたほうがベターです。
また、胃腸が弱っているときに、酸味や濃い味付けなど、胃腸を
刺激するものは控えましょう。
<水分補給の重要性>
どうしても食欲がない時は、とにかく水分補給だけには心配りを!!
吐き気のある場合は、少量ずつ回数を分けて水分補給すると胃に負担が
かかりにくいので、咳き込んだときなどに吐いてしまうのを防げます。
食べ物が無理でも、脱水を引き起こさない為に、水分だけは必要です。
食欲が出てきたら、食べられるものから食べさせるようにしていきます。
おかゆや雑炊、煮込んだうどん、すりおろしリンゴやバナナなどの
果物もいいでしょう。
<子供が風邪をひいてしまった時に食べやすいメニュー>
■しょうが雑炊
雑炊に生姜のすりおろしを少々加えるだけの簡単レシピです。
やわらかくて消化の良い雑炊は病気のときには胃にやさしい食べ物です。
きざみネギ、小さく刻んだかぼちゃやにんじんなどを加えると、
より栄養価もUPします。味付けはダシ醤油などで薄めに。
生姜は身体を温める作用がありますし、ネギも風邪に効きめがあります。
ニンジンは加熱すると消化にも良く、彩りも良くなりますからおすすめの
具材ですので、柔らかくなるまでしっかり調理した雑炊を作りましょう。
■うどん入り茶碗蒸し
子供の好きな茶碗蒸しとうどんの組み合わせです。
普通の茶碗蒸しの中に、短く切ったうどんを入れて作ります。
優しいお出汁の味がする茶碗蒸しはツルンとしていて口当たりも良く
食べやすいので、食欲のないときにはおすすめです。
■野菜スープ
にんじんやカボチャのポタージュは、ニンジンはすりおろして、
カボチャは大まかに皮を除いて加熱したものを潰します。
玉ねぎのすりおろしを入れるのもおすすめです。
これをブイヨンスープと一緒に鍋に入れて煮込み、牛乳を加え、
塩で味を調えて完成です。
じゃがいも、にんじん、タマネギなどの野菜の具材を
煮込んで、お野菜だけのポトフも身体が温まるメニューです。
野菜スープの味付けに、トマト系を使うと酸味が強く胃を刺激
してしまう可能性もありますので、塩味や鶏ガラスープの素などで
薄めに味付けするのが良いでしょう。
■水餃子
つるつると食べやすく、食欲がないときに箸が進みやすいメニューです。
具材には野菜も沢山入っていて栄養価もバッチリです。
タネは挽き肉に、ニラ、白菜、椎茸、キャベツ、にんじんなどお好みの
野菜を細かく刻んで入れます。
中華スープの香りもよく食欲がわきます。
■煮込みりんご
下痢や嘔吐がひどい時のとっておきレシピです。
リンゴには便を固める作用もあり、煮込んだものはお腹にもやさしいです。
食べやすい大きさに切ったリンゴを、ハチミツと少量の水で、リンゴが
柔らかくなるまで煮ればOKです。
最後にレモンやシナモンをかけると香りがよくなりますが、刺激を避けたい
場合はたくさん使わない方がよいでしょう。