体重1kg減らすのに必要な消費カロリーと運動消費カロリー
成人の一日の摂取カロリーは、一般的には1800~2200kcalです。
ここで言う摂取できるカロリーとは、一日当たりに消費する事が
できるカロリーの量を示します。
摂取できるカロリーを超えて摂取をすれば、余剰分は蓄積され、
太る、という事になります。
自分の「摂取できるカロリー」を知ろう!
まずは下記の図をご覧下さい。
1日の運動量で摂取カロリーがことなってきます。
男性の摂取カロリー一覧
女性の摂取カロリー一覧
性別、年齢、運動量でカロリーが大きく異なる事が分かります。
これはあくまでも目安ですので、厳密には身長や
体重などによっても異なってきます。
男性の方が摂取できるカロリーが多いのは、一般的に男性の方が
女性に比べて体が大きく、筋肉量も多いから、という理由です。
また、年齢が上がれば基礎代謝が減ってしまいますから、
一般的には摂取できるカロリーも減ってしまうのです。
運動量については、目安としてデスクワークや専業主婦の人で
「軽い」、立ち仕事や営業外回りなどの人で「中程度」、
農業や漁業で体を使う人で「やや重い」、建設業や宅配業の
人で「重い」とランクされます。
カロリー過多の時代。
効率良く消費するには、食品がカロリー表示を意識すること。
おおまかなカロリー計算をして、オーバーカロリーになるのを防ぐ事!
ダイエットをして体重を1kg落とすために、いったいどのくらいの
カロリーを消耗する必要があるのでしょうか?
脂肪1kgを落とすとには、およそ7000kcalをも
消費しなければならないのです!
食べた分を頑張って消費するのか、そもそもの食べる量を
減らすのか、難しい選択になりますが、効率良くカロリーを
消費するのに運動がよいので、運動で消費するカロリー例を
いくつか紹介します。
・時速12km程度でのランニング
およそ1時間で1000kcalも消費する事が出来ます。
・ローラーブレードで走る
こちらは1時間で900kcalの消費になります。
・縄跳び、テコンドー、階段の昇り降り
1時間で約700kcalほどの消費です。
・ラケットボール、クロスカントリースキー、激しいエアロビ
1時間で500kcalの消費が可能です。
簡単にできる運動の中では、走るのが効率良さそうですが、
実際のところどれもキツくて続けるのは大変そうです。
しかし、運動以外でカロリーを消費するのはなかなか難しく、
よく半身浴(入浴)や岩盤浴、サウナ、カラオケ、勉強などが
ダイエットの代表格として挙げられますが、実のところは
これらはどれも1時間当たり100kcal前後の消費に留まります。
やはりカロリー消費については運動に勝るものはないようです。
先にご紹介した例は1時間当たりを基準としましたが、
一日10分や15分でも続ける事でちりも積もれば山の消費カロリーと
なるので、続けることがきればそれが一番良いのです。
運動をすれば筋肉量が増えますから基礎代謝も増え、
結果として太りにくい身体作りへとつながります。