日常のお役立ちブック

正しい正座の仕方でしびれの原因を予防・解消!健康効果とは?

正座は、足がしびれるというイメージがついているので
好きじゃない人が多いかもしれません。

ストレスでいっぱいの現代社会で、アロマテラピーや
適度な運動など、リラックスするための方法は
たくさんありますが、正座も本来心を落ち着ける、
リラックス状態になれる日本古来より伝わる座り方です。

正しい正座の座り方

 

正しい正座には、肉体的にも精神的にも
素晴らしいメリットがあるのです。

 

正座嫌いを克服するために、しびれない正座、
しびれを解消する方法を知りましょう。

 

 

なぜ正座で足がしびれてしまうのか?

 

畳の上で何かを行う時は、形式的であっても
正座をするものですが、長時間になると必ず足が
しびれてきます。

これは、血流が一時的に悪くなることで引き起こされます。

 

 

正座で足がしびれないようにする簡単な対処法!

 

1.スキニージーンズなど、下半身をしめつける服装でしない

正座をすると、一時的に血流は悪くなりますので、
更にそれを助長するような服装は避けるべきです。

女性なら、なるべく膝頭が隠れる丈のスカートや
ゆったりしたキュロットや、締め付けの無い
ショートパンツなどが望ましい服装です。

 

2.かかと、ふくらはぎの上にお尻を乗せない

かかとやふくらはぎの上にお尻を乗せてしまうと、
早い段階ですぐしびれが始まります。

ここでポイントなのは、左右の親指同士が重なるよう座るです。

そうするとお尻がふくらはぎを圧迫しないような姿勢になります。

左右の脚で作った輪の中にお尻がはまるようなイメージです。

 

たまに左右の親指を組み替えたりすると血流が戻るので、
長時間正座できるようになります。

 

3. 一番は正しい正座をすること

どうしても多少のしびれはありますが、上記のかかとや
ふくらはぎにお尻を乗せない方法で座れば、すぐに
足がしびれてしまうことは防げます。

また、良く自己流で膝を外に開いてする、いわゆる
女の子座りをする人がいますが、これは骨盤などの
歪みを引き起こす可能性がありますので良くありません。

 

ひざの悪い方や腰痛の酷い方は、正座をすることで悪化する
可能性もありますので、医師に相談してから行ってください。

 

 

<正しい正座の仕方>

背筋を伸ばし前を向き、手をももの上に沿えて、
足の親指をかるく交差させる。

骨盤のゆがみも発見できる正座の座り方の動画ですが、
正しい正座の足の状態が分かります。こちら

 

<正座をすると足が太くなる!O脚になるというウワサ>
「正座をすると足が太くなるらしい」「O脚になるらしい」
という話を耳にした事あある方は多いかもしれません。

これは根拠のないウワサに過ぎないとされています。

確かに、正座している最中は足がつぶされ不快な気分になり、
そうイメージしてしまいますよね。

 

O脚になりやすいのは、悪い座り方から骨が変形すると
いうことであっても、正座が原因ではありません。

足が太くなることについても、立ち上がりの繰り返しで
筋肉がつく可能性はありますが、正座が直接原因ではありません。

 

 

<正しい正座の健康効果>

正座は、武道、茶道、禅などで利用されているとおり、
心を落ち着け、リラックスできる座り方です。

正しい正座をすることで背筋が伸びて姿勢も正されます。

姿勢は健康やメンタル、全てに通じるものなので、
正しい正座は心身の健康につながる素晴らしい座り方です。

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