手と指の保湿ハンドケア 冬の乾燥にはクリーム・オイル・手袋で
ひび割れや手荒れを防止、乾燥肌にさよなら、しっとり綺麗な手と指を手に入れためのハンドケア方法をまとめました。
乾燥する冬は、爪の周りがささくれになったり、乾燥でかゆみがおきたり、あかぎれやひび割れにまで発展してしまったりと、手荒れに悩まされる季節です。
原因は分かっていても、仕事や家事で、水や洗剤や薬品に触れずに過ごすことはできません。
軽い乾燥肌でもかゆみの原因になるし、水分が抜けて皮膚が固くなり、一度ひび割れにまで至ってしまうと簡単には完治しません。
乾燥を防ぐ手洗い方法
手荒れや手の乾燥は、間違った手洗いが原因になっていることが多いのです。
保湿対策には、乾燥させない手洗い方法が重要となっていきます。
ポイント:
・熱いお湯で洗わない(肌に必要な皮脂まで洗い流す)
・ハンドソープをきちんと洗い流す(残ったソープが肌荒れの原因に)
・タオルでゴシゴシこすってふかない(摩擦は皮膚を傷つける原因に)
・ハンドタオルは毎日清潔なものに(ゴミやばい菌が傷みかゆみの原因に)
・清潔なハンドタオルで優しく、水気はきちんと拭き取る
手荒れ予防法
・水仕事には、ゴム手袋をつける
・ハンドクリームをこまめに付ける
・就寝前は、ハンドクリームを多めにたっぷり塗り込む
・手洗いの後、タオルでゴシゴシ拭いたり、強いハンドドライヤーで乾かし過ぎない
・濡らしたままにせず、水気はきちんと拭き取る
※毎日の心がけが、手荒れを防ぎます!
ハンドクリームの付け方
ハンドクリームを塗る際の、ちょっとした一手間が保湿力を高めます。
クリームをつけると表現するよりは、塗込みながらマッサージすると効果的です。
1)ハンドクリームを手のひらに多めに取り、手を合わせて合掌のポーズをし、クリームを人肌に温めます。
2)手のひら、手の甲、指の間から爪の先まで全体に伸ばします。
3)指の間と爪回りも念入りに、手全体を指や手のひらで優しくマッサージしながら、クリームをしみ込ませるように塗ります。
コラーゲン、カルシウムやたんぱく質を含む保湿美容効果の高いハンドクリームなどもあります。
自分にあったハンドクリームで正しく保湿しましょう。
手袋で保湿する方法
■就寝前
ハンドクリームを上の正しい塗り方でたっぷり塗り、手袋をしたまま寝ます。
■水仕事
水仕事でゴム手袋を付ける前に、ハンドクリームを塗っておきます。
■お出かけ
外出前にハンドクリームをつけ、外出先まで手袋をはめて向かいます。
ハンドパック方法
就寝前など、その後すぐに手を濡らさない時間帯にやるのがおすすめの、手を超しっとり保湿させる自宅でできるハンドエステのやり方です。
1)ティッシュに化粧水をたっぷりしみ込ませて、指と手全体を覆います。
2)そのまま、ビニール袋に手を入れて、空気を抜き、手首の所を軽くヘアバンドで留めておきます。
3)手をひざの上にのせるなど、人肌に温めながら、そのまま5分〜10分、テレビなど見ながら化粧水をしみ込ませます。
ハンドオイルストレッチ
ホホバオイル、オリーブオイル、ココナッツオイルなどのオイルも、ハンドクリーム同様、手の保湿効果が期待できます。
これらのオイルで手に栄養を補給しながら、さらにマッサージを行うのも、保湿プラス健康的で綺麗な手やネイルにする効果的な方法です。
オイルをつけ、指を1本ずつ引っ張ったり、指を反対側の手をぐーにして包んで回してマッサージしたり、爪の周りにオイルをしみ込ませるようにこすって、気持ちのいい具合に優しくストレッチとマッサージを行いましょう。