体の歪みの原因は?ストレッチと筋トレで治す方法
体の歪みを自分でチェックする方法を紹介します。
体が歪んでしまう原因を知り、予防と解消方法を学んでいきます。
簡単にできる体の歪みを治すストレッチ、姿勢を正す予防法、
筋肉を鍛えて歪みを防止する方法など、自分でできる対処法を
ここでまとめてみました。
<体が歪む原因>
体が歪んでしまう原因は、身近なところにもたくさん忍んでいます。
普段の姿勢や座り方、頬杖を付く、足組をするなどのちょっとした癖、
仕事で同じ格好で同じ作業を繰り返す行為、就寝時の寝方、といった
多岐にわたる原因が、徐々に積み重なることで、大きな歪みへ変化して
いってしまいます。
交通事故などで強い衝撃が加わったときなどに、体に歪みが生じてしまう
のは、想像のつく理由ですが、ストレスや病気によって歪んでしまう事も
ありえるというからおどろきです。
体の歪みは、初期の段階で治療法を行う事で、かなり効果的に治す事が
できると言えますので、なるべく早いうちに症状を知る事が必要です。
<体の歪みが及ぼす影響>
身体が歪んでしまうと、内臓や血管、そして神経までにも影響を及ぼし、
それらがきちんと機能しなくなるために、体内環境に悪循環を及ぼす
ようになってしまいます。
歪みが及ぼす症状としては、冷え、体が重く感じる、だるい、疲れやすい、
体のどこかが痛む、などの影響が出てしまうこともあります。
その他にも、見た目に浮腫んだり、太りやすくなったり、O脚や猫背が
さらに酷くなったりもします。
程度の軽い歪みであれば自覚症状はないかもしれませんが、軽度のうちに
体の状態を把握し、最悪の状況を引き起こす前に、日ごろから少しずつ
体を元の状態に戻すような癖を付けておくと安心です。
<身体の歪みをチェックする方法>
簡単なチェック方法を3つ紹介します。
■うつ伏せに真っすぐ寝ます。
脚を真っすぐ伸ばした状態で、つま先の長さをチェックします。
→どちらかの足先の方が長い場合、歪みの可能性があります!
■姿勢を正して、前を向いてまっすぐ歩きます。
歩行時に、左右の足先の角度がどうなっているかチェックします。
→左右の足先を比べて、角度や向きが違っていると
歪みの可能性があります!
■仰向けになって、少し脚を開いて真っすぐに寝ます。
両脚を左右に数回ブラブラと振った後に、静止させ、足先の
向いている方向をチェックします。
→左右で足先が向いている角度が異なると、歪みの可能性ありです!
第三者に見てもらうと、簡単で判断しやすいです。
簡単にできる方法なので、まずは試してみて下さい。
<体の歪みを解消するストレッチ>
歪みを治す効果のある簡単なストレッチ方法です。
1.脚を肩幅に開いて真っすぐに立ちます。
上半身は動かさないよう意識しながら、前後に10回と左右に10回、
ゆっくりと腰を動かします。
2.今度は、腰を丁寧に回します。左回り、右回り各10回ずつです。
3.仰向けになって、両膝を立て寝ます。
両膝をくっつけた状態で、左右に10回ずつゆっくりと倒します。
4.仰向けに寝て両膝を両腕で抱えて支えます。
ロッキングチェアように、前後に10回ずつゆっくりと揺ら揺らさせます。
全部行て3分ほどのストレッチです。
特に効果的なのは就寝前、寝る前の習慣として取り入れたいですね。
<体の歪み予防法>
■腹筋や背筋を鍛える
腹筋や背筋といった筋肉を鍛えることで、歪みにくい体作りができます。
体を支える筋肉がしっかりしていると、体が生じる負担が軽減されるからです。
毎日5分、または毎日数十回でも効果はあるので、無理のない範囲で、
腹筋と背筋を鍛えることをおすすめします。
お腹周りの引き締め効果もあるので、一石二鳥ですね。
■後ろ歩き
見た目は変な動きですが、後ろに歩くという通常行わない行為は、
普段使わない筋肉を使って歩行するので、良い筋トレにもなり、
大人がやると意外に疲れることが分ります。
自宅内での移動を後ろ歩きに変えるだけでも、筋肉が鍛えられ、
体の改善に繋がります。
■姿勢を正す
基本中の基本!
猫背で本を読む。猫背でパソコンをする。
高さの合わないデスクに向かって仕事をする。
常に脚組をする。頬杖を付く。
ちょっとした癖、これらを改善するだけでも歪みは予防され、
解消されると同時に、正しい姿勢を身に付けることで、血行や臓器の
働きもよくなり、健康効果もあるのです。
正しい姿勢を心がけましょう!
ほんの少しの習慣や癖で体を歪ませる事になってしまうことを理解し、
逆にちょっとした事に気を付けるだけで体が健康な状態に戻り、
体の歪みを予防することにつながることを知っておきましょう。