日常のお役立ちブック

あくびはうつる?あくびがでる原因と止める方法

なぜあくびがでるのか、なぜ伝染するのか、あくびのでる原因と
効果的にあくびを止める方法など、まだ正確に解明されないあくびに
ついての情報を集めてまとめてみました。

 

いつあくびはでるの?

あくびがでやすい時は、眠いとき、疲れたとき、退屈なときなど、
脳が活発に働いているときではなく、働きが鈍っているときに出やすい
とされています。

ねこのあくび

あくびをするのは人間だけではない!

 

犬や猫などのペットや哺乳類があくびをしているのを見かけたことは
ありますが、実は鳥類や爬虫類でさえもあくびをしているのです。

 

 

あくびの原因とは?

たくさんの生き物があくびをする中、その原因やメカニズムについて
様々な説や研究結果が発表されています。

 

しかし、未だに解明には至っていない生命の不思議な現象なのです。

 

一般人が宇宙へ飛び出す事も夢ではなくなってきている現代においても、
こんなに身近に起こるあくびの原因が解明できていないとは、人体が
どれだけ複雑な構造かというのが分ります。

 

まだまだ解明されていない謎がいっぱいあるのですね。

 

 

なぜ「あくび」がでるのかの有力な説とは?

■脳の活性化

あくびの原因で最も主力な説は、脳の活性化が原因だという説です。
不足した酸素補給のためだという見解です。

 

口を大きく開いて沢山の空気を吸い込み、血液にたっぷりと酸素を取り込むと、
脳にも新鮮な酸素が行き渡り、脳が活性化するという理由です。

 

口を開くという行為自体が顔面をストレッチさせ、腕や脚を大きく伸ばすという
動作も同様に脳の活性化につながることもこの見解に含まれます。

 

 

■体温調整
はたまた、酸素補給とは関係がなく、体温の温度調節のための働きという
考え方もあるという説も唱えられています。

 

■緊張やストレスをほぐす
疲れがたまった脳や身体、休息が必要な人体に緊張を和らげて、ストレスを
解消させようとする人体の働きという説もあります。

 

求愛行動の際にもあくびをするペンギンもいるそうで、あくびのメカニズムは
まだまだ謎に包まれているのが現状です。

 

私たちが無意識に行っているあくび、ここまで未解明なこととなると、
あくびにどんな意味があるのかとても興味が湧いてきます。

 

 

あくびはうつるのか?

あくびが伝染するという事実は、研究でも明らかにされていますが、
その原因に至ってはこちらも分かっていません。

 

群れで暮らす性質を持った動物が、仲間同士で眠る時間を知らせるサイン
だという説などもありますが、実際のところ原因は謎に包まれたままです。

 

今の段階で分かっているのは、人と人にうつるという研究結果と、
人とペットの犬などの異なる動物同士でも伝染することです。

 

家族や友人、恋人同士などの、心を許した親しい関係同士の方が、
伝染しやすいと言われています。

 

私の場合、友人と電話の最中に相手があくびをすると、相手の顔を見ている
分けでもないのに自分に伝染することがあります。その反面、電車に乗っていて
見ず知らずの他人があくびをしているところを見ても、全く伝染する気配は
ありませんので、確かに親しい関係の人の方がうつりやすい感じはします。

 

 

あくびを止める方法は?

仕事中や授業中など、あくびをしてはいけない環境もありますので、
突然でてしまったあくびを効果的に止める方法を知っておくと、
いざという時に役立ちます。

 

■深呼吸をする
あくびがでそうになったら、大きく息を吸って、胸を膨らませる感じで
深い深呼吸をしてみてください。

 

■舌をだす
会議中など自分に注目が集まっているときは少し難しい方法ですが、
何気なくできる状況であれば、あっかんべーをする感じで舌を口から
出すのは、あくびを止めるのに効果があります。

 

■唇をなめる
こちらは、さりげなくできる行為なので、はためにも分りにくく便利です。
舌で唇の横を左右なめる、唇を1周まわしなめる、など唇のどこかを
なめるのが有効的とされています。

 

■舌を動かす
舌をだしたり唇をなめたりと、舌を動かすとあくびがとまるようです。
口の中でひっそりとできる方法としては、舌を歯の裏に押当てる、舌を巻いて
口内の上に押当てるなどもあくびを止める効果があります。

 

 

止まらないあくびは病気のサイン?

止まらないあくびには注意が必要です。
脳内に隠れている大きな病気のサインである可能性もあるそうです。
脳腫瘍、脳炎、脳卒中などの恐れもあると言われています。

 

あくびくらいで、と思いがちですが、隠れた病気のサインを見過ごして
しまわないためにも、あくびが止まらない場合は、きちんと医療機関で
診察を受けましょう。

PAGE TOP ↑